2025/02/28

梅雨の季節となりました。 皆様お元気にすごされてますか。
ジメジメの季節、家の中もカビ対策におわれますが、人にもカビがつきます。白癬菌です。そして、白癬菌により引き起こされるのが、水虫です。
水虫の見分け方は、ありません。似た症状の皮膚炎もあるし、かゆくない水虫もあります。まずは、皮膚科を受診し、正しい診断をしてもらうのが安心です。ただれが起きている場合、角質増殖型爪白癬が疑われる場合は、皮膚科専門医を受診しましょう。それ以外のときは、毎日せっけんで足を洗うとともに、市販の水虫薬を使用しましょう。
市販されている水虫薬には、様々な種類があるので、使用感や症状にあわせて選びます。
【 クリーム剤 】 刺激が少ないので、亀裂やジュクジュクした部分につかいやすい。薬の伸びがよく、皮膚によく浸透する。
【 液剤 】 アルコールを含み、スッキリした使用感。患部に亀裂がある場合は、しみることがある。
【 スプレー剤(液状、パウダータイプ) 】 患部に触ることなく使用できるので衛生的。液体タイプは、冷やしてかゆみをとめる。アイススプレーなどパウダータイプは皮膚に有効成分がとどまり、よく浸透して、サラサラ感がある。
当店にもいろいろな市販薬がおいてありますので、ご来店なさり、相談してくださいませ。また、水虫対策グッズとしては、殺菌石けんや靴の中につかう除菌スプレーなどがあります。使い捨ての靴敷アシートも、靴の中を清潔にたもてるということで、おすすめです。
水虫薬使用のポイントとしては、皮膚が柔らかいときに塗ると浸透しやすいので、お風呂上がりに水気をよくふきとり(ドライヤーの温風をあてて乾かすのもいいです)塗ります。白癬菌は、症状のでているまわりにも潜在しているので、足裏全体に、毎日忘れず塗りましょう。2週間くらい使っても改善されない時は皮膚科を受診しましょう。ほかの疾病かもしれません。また、水虫の症状がおさまっても、最低1ヶ月は使用してください。白癬菌が死滅するまで、皮膚の組織が入れ替わるまでかんばりましょう。
