2024/08/29
紅葉の季節となりました。皆さま、お元気でおすごしですか。
乾燥が気になる季節になるとと、手荒れにお悩みの方がふえてきます。
手荒れ対策としては、ハンドクリームをこまめに塗る、熱いお湯での作業をしない、肌に優しいハンドソープを使うなどがあります。
また、コロナ以来、手指の消毒が日常となりましたが、これも手荒れの原因になります。アルコールの消毒だと手があれる方は、 アルコールでないものをと、買うときにおっしゃってください。また、消毒をしてさらに手を洗われる方がいますが、 どちらか1つで充分です。消毒後や手洗い後には、ハンドクリームを使いましょう。
次に、ハンドクリームの選び方です。大きく分けると4つ、保湿系、尿素系、ビタミン系、かゆみ止めがあります。
保湿系 手が乾燥して、カサつきが気になる方におすすめします。ワセリンやスクワラン、セラミドといったものがあてはまります。
ちなみに、私は、ベタつきが気になるほうなので、パルモアクリームを使っています。
尿素系 皮膚が硬くなりカサカサが強い方におすすめします。尿素が厚くなった角質をとかしてはがしてくれます。
ただ、傷がある時には、使用すると刺激が生じるので使わないでください。
ビタミン系 あかぎれができはじめていたり、指先が冷えてしもやけによるかゆみがある時におすすめします。
ビタミンEは血行を促進させます。ビタミンAは、皮膚の代謝機能を改善させて、治します。
かゆみ止め系 クロタミトンやジフェンヒドラミンの入ってるものをおすすめします。
手荒れがひどく湿疹ができてしまっているときには、ステロイド入りの手湿疹用の医薬品をご相談ください。
ハンドクリームを数日間使用しても効果が見られなかったり、悪化した場合には、早めに皮膚科を受診することも心にとめておいてくださいね。
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